「決算プレイ本格化でこう着相場の行方は?」【河合達憲の当面のストラテジー:2021/1/26】株、日経平均、株価 – YouTube

【当面のマーケットボイント】

 1 / 25-1 / 29は、前週に米大統領就任式を経て、いよいよ第3Q決算が本格化する週だ。外部環境としては、米国株が依然堅調な足取りを持続し、最高値圏を推移している。

 また、ドル円は一時104円台への円安に振れたが、再びじりじりと円高方向に引き戻されており、日本株にとってはやや重しである。米国株フォロー為替アゲインストの環境のなかで、今期最終段階ともいえる第3Q決算が始まり、出だしは半導体や電子部品が好調な決算を示し、幸先良いスタートとなった。前半戦は、ハイテクや電子部品の決算が多く、このまま好調なムードを持続できよう。

 問題は、後半戦だ。2月初旬から始まる後半戦は、自動車や内需系が控えており、特に消費関連企業の決算はニ極化が鮮明となろう。コロナ禍での決算は前期の4Qから始まっているが、今期の最終4Qも含めてまだまだ予断を許さない。

コメントを残す