アイフル、前期経常を一転62%減益に下方修正

 アイフル <8515> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の91億円→28億円(前の期は73.9億円)に69.2%下方修正し、一転して62.2%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の67.1億円→4.1億円(前年同期は44.9億円)に93.8%減額し、一転して90.7%減益計算になる。

会社側からの【修正の理由】
【連結】 前回発表した予想に対して、営業収益は116億円増加の 1,153億円となる見込みです。当社グループの主力事 業であるローン事業を始めとした各事業から得られる営業収益は概ね計画通りとなる見通しですが、これとは別 に弊社子会社であるライフカードにおいてシステム開発の受注にかかる売上高128億円を計上することによりま す。

また、営業費用は180億円増加の1,128億円となる見込みです。上記システム開発の受注にかかる売上原価 112億円を計上するほか、足元の利息返還の状況を踏まえ、123億円の利息返還損失引当金の追加繰入を行う一 方、37億円の利息返還に伴う債権放棄にかかる引当金(貸倒引当金)の戻入れを行うため、86億円の利息返還関 連費用を計上いたします。

以上の結果、営業利益は24億円(前回予想比64億円減)、経常利益は28億円(同63億円減)、親会社株主に 帰属する当期純利益は39億円(同61億円減)となる見通しです。

なお、ライフカードのシステム開発の受注については次のとおりであります。

システム開発にかかる利益は概ね見込まれていたものの、本件は大型プロジェクトであったこともあり、工数 等に不確定要素が多く、変動が予測されました。そのため、業績予想の公表には慎重を期し、予想可能であった 「利益」を、システムが完成する当連結会計年度の「その他営業収益」で取り込んでおりました。

こうした中、予定通り、本年3月にシステムが完成したことを受け、確定した「売上」128億円を営業収益 に、「原価」112億円を営業費用に、それぞれ総額計上するものです。なお、本件にかかる「利益」は概ね変更ご ざいません。

【単体】 営業収益は概ね計画通りとなる見通しですが、営業費用においては、連結同様、123億円の利息返還損失引当 金の追加繰入を行う一方、37億円の利息返還に伴う債権放棄にかかる引当金(貸倒引当金)の戻入れを行うた め、86億円の利息返還関連費用を計上いたします。

以上の結果、営業利益は3億円(前回予想比61億円減)、経常利益は9億円(同61億円減)、当期純利益は24 億円(同60億円減)となる見通しです。

上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づく見通しであり、最終の業績は今後の精 査結果等、様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

https://kabutan.jp/news/?b=k201805070042

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タイトルだけ見ると下げそうですが、上がるかもね!

株暴落を予想する富豪投資家、資産の半分を金投資-北朝鮮が救いか

(Bloomberg) — エジプトの資産家ナギブ・サウィリス氏は、市場よりも早く警告シグナルを感知しつつポジションを維持する大口投資家の一部とは違う。同氏は行動に移り、57億ドル(約6250億円)相当に上る資産の半分を金(ゴールド)に替えた。

  4月30日にカイロのオフィスで行われたインタビューでサウィリス氏は、株式相場急落の可能性を「過大評価していた」と認めつつ、現在1オンス=1300ドルをやや上回る程度の金価格が上昇を続けて1800ドルに達すると予測した。

エジプト2位の資産家、ナギブ・サウィリス氏

  「結局、中国の存在があり、中国の消費はとどまるところがない。さらに危機の間は金への投資が増える傾向にあり、現在は危機に満ちている」と説明。「中東や世界の残り地域を見てみるがいい。トランプ大統領も助けにならない」と続けた。

  ただ、トランプ大統領はある意味サウィリス氏を助ける可能性がある。10年前に北朝鮮初の携帯電話事業者コリョリンクを設立したサウィリス氏だが、その利益を容易には国外に移すことができない。米朝で和平が成立すれば、同氏は利益の一部をようやく手にすることができる。コリョリンクについて「打撃を一身に受けている。支払われるのはあまり簡単には両替できない通貨だ」と話した。同社の費用や売上高は、サウィリス氏のオラスコム・テレコム・メディア&ホールディングの決算に含まれていない。

  国際制裁を受ける北朝鮮への投資のため、何年にもわたり「すべての西側諸国政府」から圧力を受けてきたというサウィリス氏は、北朝鮮の金正恩労働党委員長との会談を控えるトランプ大統領に脅すのではなく、核問題の譲歩と引き換えに繁栄を約束するよう助言した。「北朝鮮の人々は非常にプライドが高く、脅しや威嚇には屈しない。ほほえみかけ、きちんと話せば成功するだろう」と語った。

原題:North Korea Is a Bright Spot for Billionaire Who Forecasts Crash(抜粋)
–取材協力: Devon Pendleton 、 Hussein Slim .
: ロンドン 鈴木克依 ksuzuki115@bloomberg.net.
翻訳記事に関するエディターへの問い合わせ先 山広恒夫 tyamahiro@bloomberg.net.
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